2005 VISSEL神戸 観戦記〜その2〜 (2005.7.2〜9.24)


V神戸vsJ千葉(7.2)

楽しみにしていたJリーグ再開。でもその間には,レオン監督の辞任があり,パベル前コーチが監督昇格。そして,レオン監督が連れてきたコーチ陣も辞任ということで,指導陣が大幅に変わりました。ところが,肝心の選手には変更なし。加入もなしということで,いよいよ指導陣の力量が問われる状況です。

パベル監督は,昨年のハシェック監督と同じ路線のようで,豊富な運動量を基盤に組織的なサッカーを目指すものと思われます。実際,個人の力量がそれほど高くないなら,それを補うだけの運動量と組織力が必要なのは,J千葉やS広島を見れば納得できます。ただ,問題は攻撃力ですから,それをどう高めるかがパベル監督の課題でしょう。

  
背番号10 小島復活! 平瀬 先制ゴール!
背番号10 小島復活!
平瀬 先制ゴール!

この試合に限っていえば,これまでとはちがったメンバーが選ばれています。FWには平瀬と久しぶりに出場の小島,アツは左サイドに,室井は右DFです。これまで,ゴール不足のカズバンの2トップに代わって,高さのある平瀬。スピードのある小島が2トップです。とはいえ,平瀬の高さも小島のスピードも,他の選手に比べてズバ抜けているというわけではありません。この点がかなり心配。今回こそゴールをあげることができるでしょうか。

試合は,前半はお互いミスがあったり,攻めあぐねたりで,ゴールのにおいなし。ところが,中盤からのロングボールに平瀬と小島が重なるようにして対応。J千葉DFが処理を誤ったところで平瀬がボールを取り,GKとの1対1を落ち着いて決め,先制ゴール!これまで先制点をあげられることが多かったのですが,待望の先制点です。もしかすると,この試合は…。

ところが,J千葉は先制点を取られても,それほど慌てる様子はなく,積極的に攻め込んでくるわけではありません。というより,V神戸が早めにチェックを入れ,攻めの形を作らせていないといった方がいいかも。それでも,このままで終わるはずはありません。

後半になるとJ千葉は,積極的に攻め上がってきます。V神戸は,ほとんどペナルティエリア内にくぎ付け状態。ですからいくらクリアしても,J千葉のボールになってしまい,全くボールが持てません。これを後半45分間続けて0点で終わるハズがありません。GK掛川がファインセーブを連発しても,限界があります。ゴール前にスッと上がってきた阿部にピンポイントクロス。北本が付ききれず,阿部にヘッディングシュートを決められてしまいました。これで1:1の同点。

同点に追いついたJ千葉は一休み?V神戸もボールを持てるようになりますが,攻めの形が作れず。カウンター攻撃の絶好のチャンスでも,すぐに横パスやバックパスをするので,J千葉の守備陣が戻ってしまい,結局攻めあぐねてしまい,シュートすらできず。もう,どうしようもありません。よくて引き分けかと思われる内容にガッカリ。一筋の光すら見えません。

終了間際のチャンスも決めきれず,結局,1:1で終了。内容からいえば,引き分けただけでもマシと思える試合ですが,最下位のV神戸にとっては勝ち点1では状況は変わりません。今はともかく,勝ち点3が欲しい!

それにしても,この試合も代わり映えなし。あいかわらず,ゴールのにおいがせず,ただ守っているだけ。守るだけでは,勝ち点は1しかゲットできません。もっと攻めを意識して,ゴールを目指してほしいものです。

V神戸vs清水S(7.9)

今週の水曜日に行われた試合では,GK掛川の致命的なミスから決勝ゴールをあげられてしまい,勝ち点をあげることができず。今節は,引き分けの多い清水Sと対戦です。昨シーズンは,播戸のハットトリックなどで5:1で大勝したこともあるのですが,今日はどうでしょうか。

ところで,V神戸のトップチームは目下最下位を驀進中ですが,ユースやJrユースは全国大会への出場権を獲得するなどで活躍しています。長い目で見れば,このユースやJrユースからトップに上がってくる選手の活躍を期待したいところですが,今はそんな余裕はありません。ともかく,目先の勝ち点です。

とはいえ,今シーズンの清水Sは,勝ち星こそ少ないものの8引き分けと,負けない試合をしています。でも,勝ち切れないので下位に低迷しているともいえますがね。それでも,その清水Sを相手に勝ち点3をあげるのはかなり難しそう。今日のトップは平瀬とアツです。というか,アツは下がり気味で,平瀬の1トップでしょう。

  
300円?フラッグ 攻めどもゴールは遠し
300円?フラッグ
攻めどもゴールは遠し

室井はスピードに難があるためか,4バックの右には坪内が入っています。これは妥当かな。左には薮田,右には朴と運動量豊富な両サイドです。ボランチにはボルヴィと小島。一昨年,小島はボランチで活躍したので大丈夫でしょう。ただ,ホルヴィと小島のボランチということになると,守備に不安が残ります。

前半は,V神戸優勢で進んだものの,チェジュジンのミドルシュートが決まり,あっけなく先制されてしまいました。でも,チェジュジンのシュートだって,バイタルエリアでのV神戸のプレスの弱さをついたものですから,決して防げなかったシュートではなかったハズ。とはいうものの,そこをついたチェジュジンも大したものです。

ところが,それまで優勢に試合を進めていたV神戸は,いきなり減速。勝てないチームの性でしょうか,先制ゴールを決められるとまたこの試合も勝てないかぁと意気消沈。動きが鈍くなってしまいます。ボールを持っても,出すパスは横か後ろ。ときどき前にロングボールを入れても,キープできず。サイドからの攻撃を試みても,手数がかかり過ぎて,シュートに結びつかず。ポストに2度もきらわれるという不運もありましたが,ゴールのにおいなし。これでは,勝てるハズはありません。

逆にゴールのお手本を見せてくれたのが,清水Sです。ゴール前を固められたら,ミドルシュートで決める。中盤で奪ったボールは,素早く前線へ。そして,後ろからの速い押し上げで2点目のゴール。3点目は,V神戸のCKのこぼれ球からV神戸DFの裏へのロングボール。チェテウクが走り勝ち,ほとんど角度のないところからシュート。3点とも,ほとんど手数をかけていません。パスをつなげなくても,ゴールができるというお手本です。これこそが,V神戸ができる唯一の攻めの形だと思うのですが…。それを相手にやられてどうやさ!?

7月に入ってからの下位対決。いまだに勝ち点はなく,これから続く最下位決定戦の3戦が不安です。ここで勝ち点がなければ,J2降格決定?!

それにしても,昨年,後半と同じような戦力で戦っているのに,どうして勝てないのでしょう。昨年後半は,5勝1分2敗という好成績を残しているというのに。やっぱり,戦術の問題かなぁ。とすれば,監督の問題?三木谷社長がこの試合を観戦して憤慨したということですが,素人目にも選手の覇気の無さが感じられて残念でした。でもこれって,選手の自信のなさということにもなるのでしょうか。次節は,古巣の神戸ユニバー競技場です。J1昇格を決めたこのスタジアムで,勝ち点3をゲットしてほしいものです。

V神戸vs柏R(7.17)

アウェーでの東京V戦は,突き放されながらも同点に追いつき,最終的には3:3で勝点1をゲット。もちろん,東京V相手では勝点3をねらいたいところですが,先手先手をとられる試合展開では引き分けでもまだマシか。今節も下位に低迷する柏Rが相手です。久しぶりに神戸ユニバー記念競技場に戻り,シバの状態も良好。ケガを気にせず,思いっきりプレーができるはず。下位対決を制して,浮上のきっかけをつかんでほしいものです。

ところで,この試合は,ハーフタイムに200発の打ち上げ花火が上がったり,抽選会があったり。なかには浴衣の女性は入場無料になったり。そのせいでしょうか,入場するのにゲート前に行列ができたり,席がビッシリ埋まっていたり。今日はいったい何人の人が来てるんやと思うほどの客入りです。ところが,発表された入場者数は1万5千人ほど。見た感じでは2万人以上いたように思えたので,ちょっと???。

とにかく,これだけの人が来てくれたのですから,ぶざまな試合はできないハズ。ところが,観客が大入りだったり,BSで全国放送のある試合になると,無様な試合をしてしまうことが多かったV神戸です。今日はどうでしょう。

  
夕焼けがきれいやねぇ 柏RのPKも決まったし…
夕焼けがきれいやねぇ
柏RのPKも決まったし…

結果は,恐れていたことが現実に。退場者が出てPKで先制され,最後はOGのおまけ付き。先制されるとリカバリーできない今のV神戸では,もうどうしようもありません。しかも,玉田にはDFラインの裏をおもしろいように狙われ,DFは翻弄されっぱなし。序盤と終盤の攻勢でも,ゴールを決められず。最終的なスコアーは,0:4の大敗。同じ下位に低迷する柏R相手でも,これほどの大敗を喫してしまうのですから,今のV神戸はどうなってるの?V神戸がゲームを支配する時間があっても,そこでゴールが決められず。逆に,カウンター一発で失点。あるいは,ミスからの失点。このパターンでの失点がどれだけ多いか。

攻撃では,サイドからの攻撃もありますが,スピードがありません。ですから,柏RのDFはゴールを背にして守れるので,楽です。しかも,V神戸の選手はなぜかミドルシュートを打たないので,ゴール前さえ守っていれば,失点の心配はなし。これでは,勝てっこありません。もうJ2降格が目の前に迫っています。ですが,選手からは必死さが伝わってこないのは,どうしてでしょう。もっと中盤でもしっかりとプレスをかけ,ボールを取れば素早く前線へ。2列目や3列目からゴール前への飛び出しでゴ〜ル!なんてならんもんかなぁ。

この試合で唯一盛り上がったのは,ハーフタイムの200連発の花火大会だけとは悲しい〜!ビックリしたのは,試合が終わり,バックスタンドにあいさつに来たV神戸イレブンに拍手をする人がたくさんいたこと。あんな無様な試合を見せられても拍手とはこれいかに!?選手も選手なら,観客も観客です。強烈なブーイングで選手や指導陣を叱咤激励してほしいものです。サポからはもちろんブーイングをもらっていたようですがね。

  
唯一盛り上がった200連発花火 大敗!
唯一盛り上がった200連発花火
大敗!

でも,シーズンはまだ半分が終わったところ。毎年,残留争いの主役を演じているV神戸ですので,今年もまたかという気楽さもあることも確かです。もしかすると,選手も最後は何とかなるだろうなんて思ってたりして。お気楽やねぇ。

V神戸vs大分T(8.27)

Jリーグ再開後,名古屋Gに勝ち,浦和Rには引き分け,勝点4をゲットのV神戸です。中断中に,横浜FMから遠藤,鹿島Aから金古,チェコからマルティンとイヴォが加入。その4人がスタメンとして活躍し,勝点を着実に積み上げています。特に,以前は手も足も出なかった浦和Rを相手にしても,引き分けたとはいえ,先手先手をとり,最後はあわやというところまで行きました。確実に,チームのレベルはアップしているようです。そのV神戸がホームに登場。しかも,今日もハーフタイムに花火大会もあります。

鈴鹿でロードレースを終え,神戸ユニバー競技場に直行したので,4時ごろに着いてしまいました。せっかくなので,今日の前座イベントのV神戸OBvs田崎ペルーレの試合を見ることにします。前半は,V神戸OBチームが現役コーチ陣を中心にメンバーを組んだので,そこそこ運動量もあります。その上,体格面でも有利なので,田崎ペルーレを圧倒。若い江口の2ゴールで前半を終了。後半は,ベテラン中心ということもあり,動きが少なく,追加点を上げることはできませんでした。やはり,男と女の体力的な差を感じた試合でした。

  
ハーフタイムショー V神戸OBvs田崎ペルーレ
ハーフタイムショー
V神戸OBvs田崎ペルーレ

和やかな前座イベントを終え,いよいよ,大分Tとの“裏天王山”です。思い返せば,大分Tには,8:0の大敗を喫したこともあったっけ。あの時は,神戸の花火大会があり,試合の途中からその花火を見に行った人も多かったとか。あまりいい印象のない大分Tですが,裏天王山のこの試合は,絶対勝たねばなりません。ここで負ければ,勝点差が6点となり,残留ラインにはかなり難しい状況となります。

  
戦い終えて V神戸OB 勝ったドォ〜!
戦い終えて
V神戸OB 勝ったドォ〜!

スタメンは,再開後の2試合と同じです。アツ君のケガが気になりますが,キャプテンのアツ君は気合で出場です。注目の遠藤も元気にスタメン。ところで,マルティンや金古のプレーは想像できますが,イヴォってどうなんでしょうねぇ。FWということですが,シュートをあまり打たないみたいだし,ターゲットにもなっていないようだし。どんなプレーをするのでしょう。

試合は,開始からV神戸のペースです。中断中に神鍋でキャンプをはった成果でしょうか,動きがいい。しかも,アツ君も闘志を表に出して,チームを引っ張っています。今日は勝てそう。とはいえ,攻めながらも一発のカウンターを決められてしまい負けるというパターンはこれまでにも幾度となくありました。優勢に試合を進めながらも一抹の不安を感じずにはいられないのが悲しいところです。

  
アツ君のFKが決まる! 栗原の勝ち越しゴール!
アツ君のFKが決まる!
栗原の勝ち越しゴール!

結果は,前半終了近くでアツ君のFKが決まって先制。後半,攻め込まれる場面が増え,速攻から吉田に攻め込まれ,同点。あの場面は,金古がスピードで負けてしまった場面ですが,金古ってスピードがないのかなぁ。金古,マルティン,北本の3バックは,高さはあるけどスピードには不安がありそう。そして,試合終了間際の栗原の勝ち越しゴール!花火以上に,この試合で最高に盛り上がった瞬間です。その栗原にスルーパスを出したのはホルヴィです。それまではあまりいい仕事をしていなかったのですが,この1本のパスで大仕事です。

それにしても,イヴォのプレーはどうよ。サイドに開き,ボールを受けることが多いのですが,FWの肝心な仕事=シュートがほとんどありません。FWといいながら,これでいいのでしょうかねぇ。さすがと思えるのが遠藤。ボールをキープできるし,広い視野でボールを散らすことができるというのがこれまでのV神戸にはなかったパターンです。とはいえ,ホルヴィのいる左サイドからの攻撃に偏っていたことも事実です。もっとピッチを広く使って,ボールを動かすことを考えてほしい。それに,栗原のゴールのように,スペースを探す動きやスペースに出すパスがほしいものです。足元でボールをもらい,ドリブルばかりしていたのでは,相手に詰められてしまうだけ。それよりも,広く速いパスを多用して,相手を走らせ足り,相手の裏をとったりするほうがゴールの確率が高くなるように思います。

いろいろ思うことはありますが,“裏天王山”に勝利し,残留争いに加わることができました。次節は,相性のいいC大阪です。しかも,アウェーとはいえ,長居なら行けます。V神戸のサポーターも大勢押しかけるでしょう。ホームのつもりで,気持ちの入ったプレーし,歓喜のゴールを上げてほしいものです。おっと,この試合が終われば,また鈴鹿に戻らなきゃあ。明日は,早朝の7時半からレースだギャ。

  
ハーフタイムの花火大会
ハーフタイムの花火大会

V神戸vsC大阪(9.3)

リーグ再開後,負けなしの2勝1分け。新規加入の選手がスタメンで活躍。それまでとは少し違ったV神戸です。まず,ボランチに遠藤が入り,中盤で大きな展開ができる。最終ラインにマルティンと金古が入り,安定性が出てきた。そして,ボランチだったホルヴィが左サイドへ,左サイドだったアツ君がトップ下へ。これで得点力がアップしたようです。

ところが,イボはどうよ。FWでありながら,左右に開き,ボールを受けるものの,肝心のシュートはほとんど打たず。というより,打てず。前線でボールを受けることもFWの仕事ですが,やっぱりFWならシュートを打たなきゃあ。運動量が豊富なだけに,よけいに気になってしまいます。

今節は,アウェーに乗り込んでのC大阪戦です。今シーズンの開幕戦でC大阪に完勝。守備に不安があり,さほど脅威を感じないC大阪です。ただ,気になるのは勢いに乗った時のC大阪の攻撃です。森島を中心に,スピードに乗った攻撃を防ぐのは,今のV神戸でも難しいかも。とにかく,先制点を取って,ゲームを支配することです。

  
今は亡きネルソン吉村 栄光のヤンマーディーゼル時代
今は亡きネルソン吉村
栄光のヤンマーディーゼル時代

会場の長居スタジアムは,W杯が開かれたところでもあり,観客席も広々。陸上のトラックがあるので,ピッチからは距離がありますが,芝生もきれいです。アウェーゴール裏には大型スクリーンもあります。ただ,アウェーのサポーター席は,なぜか,ゴール裏の半分しかありません。はて???

試合が始まると,お互いにどっちもどっちの展開です。ただ,決定的な場面はV神戸にありましたが,ゴールポストに嫌われ,ゴールならず。守備は安定しており,決定的なピンチもなし。ということで,あえて言うなら,V神戸が優勢の試合展開です。

  
V神戸のサポーターも元気です V神戸先制ゴール!
V神戸のサポーターも元気です
V神戸先制ゴール!

その試合が動いたのは後半。開始まもなく,ゴール前の混戦から菅原のゴールが決まり,V神戸が先制。これまでの3試合とも,先制点を挙げているので,この試合もかなり希望がもてます。ところが,ところが,この先制点がC大阪の攻撃に火をつけた格好です。いきなり,C大阪の総攻撃が開始です。両サイドから攻め上がり,前へ前へと向かってくるC大阪相手に,V神戸DF陣は,ズルズルと後退。いつものことながら,どうしてDFラインが下がってしまうのでしょう。その結果,どうなっているかは,これまで何十試合もしてわかっているはずなのに。学習能力がないのか,はたまた勝ち慣れていないのか。

下がるDF陣に引っ張られて,ボランチや両サイドも下がり,ペナルティーエリアのすぐ近くに大きなスペースができています。もちろん,C大阪はこのエリアを使い,両サイドにはたき,あるいは中央から攻撃をしかけてきます。

失点は時間の問題と思われた矢先,北本が久藤に交わされ,久藤が完全なフリーに。中央にいた古橋にボールが渡り,シュート!スタジアムの大歓声が上がり,同点です。このゴールで,スタジアムは一気に押せ押せムードに。スタジアムの歓声に押されるように,C大阪の選手たちはV神戸ゴールに向かってきます。こうなれば,同点どころか,逆転されるのも時間の問題です。う〜ん,ヤバイ!

攻められっぱなしのV神戸が,時おり,カウンター攻撃を仕掛けますが,シュートにまでもっていけません。逆にC大阪は,押せ押せ。両サイドが攻め上がり,スピードに乗った攻撃を仕掛けてきます。そして,左サイドから崩され,ゴール前でフリーになっていたファビーニョへ。このボールをファビーニョが落ち着いて決め,逆転!なんちゅうこっちゃ!まるで台本で決まってたかのように逆転されるか!あれだけ引いてれば,失点は時間の問題だもんなぁ。素人が見ていてもそう思うのに,プロの選手たちは守りきれると思っていたのでしょうか。なぞです。

  
攻めても決まらず 嗚呼,逆転負け
攻めても決まらず
嗚呼,逆転負け

終盤に少し攻めたものの,ゴールはなく,逆転負け。リーグ再開後の勝ち運に少し見放された感じです。次節は,ホームで横浜FM戦です。これまで以上に難しいゲームになるでしょう。いくら優勝が遠ざかった横浜FMとはいえ,勝負にかける意欲は高いでしょう。さて,ここで勝ち点をゲットしなきゃあ,上にはいけません。FORZA 神戸。

V神戸vs横浜FM(9.10)

先週の長居での逆転負けで,なかなか調子に乗れないV神戸です。今節も攻撃の要であるアツ君がケガのため出られないということで,攻撃にかなり不安が残ります。リーグ再開後の得点パターンは,ほとんどがアツ君絡みだっただけに,前節のC大阪戦でも攻撃の形ができず,ゴールのにおいがしませんでした。しかも,そのアツ君の欠場に加えて,平瀬もケガで出られないとか。横浜FM相手にベストメンバーでさえ点が取れそうにないのに,こりゃあ,どうなるだぁ?

スタメンは,いつもの3DFに佐伯・遠藤のボランチ。ホルヴィと朴康造の両サイドに,イボのトップ下。2トップには,栗原と小島です。ところが,この小島がまったく存在感なし。トップに上がっているものの,ほとんどボールは渡らず,ロングボールには競り勝てず。小島をトップで使うということに無理があるように思えます。しかも,栗原だって高さがないので,ロングボールを前線に送っても,全くキープできません。それがわかっているのですから,パスをつなぐしか攻め手はないと思われるものの,その肝心のパスがつながらず。結局,最後まで決定力のなさのために横浜FMのゴールをわれず。特に,ゴール前で絶好のチャンスをもらっても,ゴールのはるか上にふかしたり,ミスキックしたり,時には空振りもあり。これって,どうよ。蹴る,止めるの基本技術が不足しているのでしょうか。だとしたら,もっと練習すればいいのにと思うのは,素人の考え?

  
横浜FMのサポーター 終了間際に攻めるものの…
横浜FMのサポーター
終了間際に攻めるものの…

試合は,開始早々に,GkとDFの連携ミスからグラウに決められ,1点。その10分後には,ペナルティーエリア付近の寄せが遅れて,坂田にボールが渡った時は,全くのフリー。難なくこれを決めて,2点目。その後は,無難に守りきり,横浜FMが久しぶりの勝利。なんちゅうこっちゃ。ミスから失点を重ねるというのは,これまでにも何回も何十回も経験してきたこと。全く学習効果がありません。攻めても,パスの大半はバックパスと横パスで,ボールが前に進みません。もちろん,選手も相手ゴールに向かえません。これで点を取ろうというのですから,無理な話。連敗中のV神戸に戻ってしまいました。これでは,J2降格もしかたありません。

でも,どうしたら勝てるのでしょうか。おそらく,選手たちも試合をしながら同じことを思っていたでしょう。どうしたらゴールできるのかなぁって。サイドからクロスをあげても,横浜FMの高さに勝てず,はね返されるだけ。中央突破を図っても,意思の疎通がうまくいかないので,ほとんどがパスミスになってしまいます。中盤でボールを持っても,球離れが遅いのすぐに詰められる。結果,バックパスになり,ボールは前に出ず。しかも,最後には苦し紛れに出すロングボールに競り負け,横浜FMのボールになってしまう。この試合で,このパターンを何度繰り返したことか。そのパターンしか攻め手がないのでしょうか。なんとも不可解な,ストレスのたまる試合です。でも,試合後に選手たちが挨拶に来た時は,「暖かい激励」の拍手があったのでしょうねぇ。ぬるま湯につかっているのは選手だけでなく,観客も同じようです。同じ日に行われた浦和Rは,大分Tに負け,スタジアム中から大ブーイングを浴びたということです。浦和Rは優勝戦線から大きく後退したためですが,逆の立場のV神戸はJ2降格が決定的になったので,大ブーイングは当然でしょう。なのに,それなのに,拍手とは…。いつものことながら,情けないの一言に尽きます。今度こそ,FORZA 神戸!

V神戸vs東京V(9.24)

いよいよ,尻に火がついたどころか,全身火だるまになったV神戸です。今節は,同じく残留争いをしている東京Vとの試合です。ここで負けると,ダントツの最下位になり,J2降格が決定的になります。負けはもちろん,引き分けでも苦しい。この試合では,勝ち点3が絶対条件です。ところが,チームの要であるアツ君は,足の調子が思わしくなく,ベストの状態とは程遠いとか。現在のV神戸にあって,唯一の得点源であるアツ君がこれでは,今日の試合はどうなることやら。

  
今日は負けられない!
今日は負けられない!

ところが,試合開始1分もたたないうちにアツ君がゴ〜ル!イボからのパスを受け,ゴール前でフリーになっていたアツ君が見事左足で決めました。簡単そうなゴールですが,こういうゴールをきちんと決めることが大切なんですよねぇ。いきなりのゴールに勝利の予感。今日は楽勝かもねぇ。

  
開始早々のアツ君のゴ〜ル! GOAL!
開始早々のアツ君のゴール
GAOL!

その後もV神戸が試合を支配し,優勢にゲームを進めていますが,なかなか追加点が奪えません。東京Vが,攻められ慣れて,V神戸の攻めに対する守り方がわかった感じです。当然,V神戸は攻めどもゴールを奪えず。攻めが手詰まりの感じです。

こんなに硬直した試合では,一発のある東京Vの攻めに要注意です。特に,ワシントン。逆にいえば,ワシントンさえ抑えれば,東京Vの攻撃は何とか防げるということ。ところが,この心配が現実に。前半半ば,左サイドから攻め上がった相馬のクロスに,ゴール前で待っていたワシントンがドンピシャヘッド!それまで抑えていた北本のマークがずれ,ワシントンをフリーにしてしまった結果です。絶対的なゴールゲッターがいるということは,たった1回の攻めでゴールを決めることができるということ。これが,今のV神戸と東京Vの違いかも。

結局,この試合も東京Vの倍近くのシュートを放ちながらも,開始早々のアツ君のゴールだけ。東京Vのゴールキーパー高木のファインセーブもあったものの,決定力の無さが1:1という試合結果に表れたようです。残留まで勝ち点8!これは厳しい数字です。

ちなみに,帰宅後,TV観戦したG大阪VS鹿島Aは,首位争いにふさわしい激戦でした。お互いにゴールへの意欲が高く,見ていてもサッカーのおもしろさを感じました。スピード,モチベーション,技術,戦術,どれをとっても今のV神戸では見ることのできないレベルのものです。首位と最下位,なるべくしてなっているんだなぁ。


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